国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はオープンイノベーションを創出することを目的とし、ベンチャー企業によるピッチイベント「NEDOピッチ」をオープンイノベーション協議会と開催しております。
今回の「NEDOピッチ」はIoT分野における有望技術を有する5社のベンチャー企業が、自社の研究開発の成果と事業提携ニーズについて、大企業やベンチャーキャピタル等の事業担当者に対しプレゼンテーションを行います。
日時:平成28年3月22日(火) 18時30分~20時30分
場所:NEDO川崎本部 5階
自動車や医療分野などの予測制御開発で培ったセンサー技術とビックデータ解析を活用し、中小農家のための栽培最適化支援システムを提供するベンチャー。
総務省「I-Challenge!(ICTイノベーション創出チャレンジプログラム)」にも採択されている。
詳しくは、以下のHPをご参照ください。
http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/happyou/h27/20160202090026.html
「第2回 横浜ベンチャーピッチ 登壇企業が決定しました!」
1/8に記者発表した「横浜市ベンチャー企業ビジネスパートナー発掘支援事業」の登壇企業が決定しましたのでお知らせます。
本事業は、横浜市におけるベンチャー企業支援の新たな取り組みとして本年度から開始するものです。創業期を乗り越え、成長発展を目指すベンチャー企業にとって、さらなる事業の拡大を図るために必要な資金調達先や連携する企業など新たなビジネスパートナーの発掘を目的としたピッチイベントを開催します。
【テーマ】
IoT:Internet of Things(モノのインターネット)
【登壇企業】
株式会社プラントライフシステムズ
事業概要:野菜の生体センサーによる栽培支援システムの開発・製造・販売
登壇目的:資金調達及び販路開拓
【ピッチ概要】
◆日時:平成28年2月15日(月)15:00~17:00(14:30開場)
◆場所:パシフィコ横浜 会議センター 4F
◆定員:70名 *ピッチイベントのオーディンエンスとして参加
◇ 横浜市ベンチャー企業ビジネスパートナー発掘支援事業事務局
トーマツベンチャーサポート株式会社
TEL:045-450-6901 FAX:045-450-6902
HP: http://yokohama-v-pitch-o.strikingly.com/
※本事業は横浜市がトーマツベンチャーサポート株式会社に委託して実施します。
◇ 事業に関するお問い合わせは、以下にお願いします。
横浜市経済局経営・創業支援課
TEL:045-671-2748 E-mail:ke-keiei@city.yokohama.jp
-車の予測制御技術を農業ITに応用、プラントライフシステムズの松岡社長
–光学生体センサが植物の生育状況を正確に計測
–どんな技術が求められているかを探る営業マン時代
–ベテラン農家の栽培技術をプログラム化
–野菜育成のアルゴリズムを作成する
–センサなどのコスト削減で、中小農家が導入できる
詳しくは下記ページをご覧ください。
農業制御システムを扱う企業へ出資 オムロン ベンチャーズ初の投資案件 | オムロン
http://www.omron.co.jp/press/2015/05/c0515.html
オムロンベンチャーズ株式会社(代表取締役社長:小澤尚志)は、施設園芸での栽培制御システムの先行ベン チャー企業である株式会社プラントライフシステムズ(本社:横浜市 代表取締役:松岡孝幸 以下PLS社)への出資を決定しました。2014年7月に設立後、初の投資案件となります。この出資を通じ、オムロンは農業制御シ ステムへの参入を目指した技術開発、事業化検証を進めていきます。
現在、世界的な人口増による食糧需要が拡大する中、農業従事者の安定確保と生産性向上のニーズが高まっています。日本は強い農業づくりを目指し、農 地の集約・大規模化による競争力の強化を図るさまざまな規制改革・緩和を検討・実施していますが、現状はまだまだ小規模農家が多く、大規模化、集約農業が 困難なことや、就業者の高齢化など課題を抱えています。また環境負荷の低減による高付加価値の生産物の栽培や適切な流通・販売による収益確保も求められて おり、生産・販売・流通に至る過程において異業種からの参入による農業の工業化や省力化には大きな期待が寄せられています。
PLS社は、数値解析ソフト開発の技術力を生かし、これまで自動車開発や医療における制御技術の開発に取り組んできました。この制御技術を応用し、 農業における栽培最適化支援システムの開発やプラントマネジメントなど、主に中小農家への生産性向上システムの提供を行っています。PLS社の持つセン サーシステムは、最適生産管理による生産性の改善や、高付加価値な農業生産物の安定的な生産を可能にします。PLS社の制御技術は、オムロンのセンシン グ&コントロールを軸としたオートメーション技術との親和性も高く、高いシナジー効果が期待されます。またPLS社は自社農場を保有していることから、事 業化検証の着手や実際の事業化までの期間を大幅に短縮することが可能です。
今回、PLS社への出資・支援を通して、両社で成育予測制御の共同開発と事業化検証を進めていく中で、オムロンがこれまで培ってきた事業知見や技術ノウハウを提供し、PLS社の成育制御アルゴ開発技術をサポートしていきます。
また当社は、中国・無錫の現地企業と連携した実験農場を開所しました。約20万平方メートルの敷地面積にビニールハウス400棟を設置する計画のう ち2棟の運営をスタートしました。ビニールハウスに設置する6種類、計30のセンサーによって、農場の環境、野菜や果物の育成状況を把握し、適切なタイミ ングで水や肥料を与えることで、生産量が通常の1.5~2倍となることを見込んでいます。
オムロンベンチャーズ株式会社は、オムロン独自の「センシング&コントロール」技術力や出資を通じて、 新たな付加価値を創造する企業の育成支援や、有望企業との提携を積極的に行い、国内外で抱えるさまざまな社会的課題の解決に貢献してまいります。
詳しくは下記ページをご覧ください。
総務省|I-Challenge!|I-Challenge ! 【ICTイノベーション創出チャレンジプログラム】
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictR-D/ichallenge/
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictR-D/ichallenge/project.html
■課題名:ICTを利活用した栽培支援最適化システムの開発
■農作物栽培支援最適化システム事業概要
一般農家から植物工場まで、3つの技術を用いた最適な栽培支援システムを提供し、魅力ある農業労働環境の作り出すと同時に高付加価値な農作物を効率的に生産することを支援します。
実際のビニールハウス及び実験用室内プラントにて、過去の設備制御型の方法ではなく収量・品質(糖度や苦み等)・育成期間等を効果的にコントロールする 生体プログラムの開発を行うと共に、農作物自体の状況を把握するための生体センサーや ICTを利用したデータ連携等の仕組みも開発して、農作物栽培最適化支援システムのビジネスモデルを確立します。
•光学生体センサー(単一センサーのみで生体の情報をとらえる)
分光センサーでの生体状況を測る。
•生体アルゴリズム (生体の状況を予測して、指示をする)
生体をアルゴリズム(プログラム)化して自己制御可能となる。
•ICTを利用したデータ連携(低コストでの導入の通信システム)
インフラ(電源、通信網)にとらわれない)データ送信方法
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ベンチャー企業等による新事業の創出を目指した技術開発課題(二次提案)の採択結果
(平成26年9月26日決定分)
提案課題:ICTを利活用した栽培支援最適化システムの開発
研究開発機関:株式会社プラントライフシステムズ
事業化支援機関:株式会社TNPオンザロード