サーキュラーエコノミープロジェクト第二弾のご報告 2025.06.06 サーキュラーエコノミー(循環社会)構築活動におけるプロジェクト受注のご報告になります。 弊社では、サーキュラーエコノミーの構築に向け弊社開発農場および関連会社との共同事業により工業用植物の活用技術を開発しております。その開発に関連して、弊社本社と同じ横浜市内に本社を置く大手自動車メーカーから、廃棄物を資源として植物を利用しての廃棄物の再生化についての初期プロジェクトを受注いたしました。 本研究は自動車メーカーの出した資源廃棄物を単にそのまま再生するのではなく、廃棄物を炭として利用し、その炭を土壌へ散布することによる土地への栄養付加と弊社の植物生産技術を用いて再度100%植物由来の製造物を作るプロジェクトとなります。本プロジェクトの重要な点は以下の4つです。 1. 植物を工場とみたてて材料置換を行う:廃棄物 →(炭+技術)+植物 → 100%植物由来の製品原料 2. 生産される原料はマルチプロダクト(さまざまな製品原料になることで廃棄物からの再生率を向上する) 3. 今までできなかった植物成長の季節性を打破することによる通年栽培での生産の実現 4. なぜその季節に関係なく植物が生育するのかを科学的に解明知財化することによる技術の輸出 本件プロジェクトが成功することで、様々な会社のサーキュラーエコノミーを確立することができることになります。日本全体および世界全体に弊社のこの技術を利用することで、最新鋭の植物工場ではなく『植物が工場』となり、廃棄物から新たな製品原料を生産することを可能にします。そして、CO2削減にも大幅に寄与することとなる技術となります。 なお、現在、様々な方面で開発と評価を開始しており、相手様企業等との合意、受注等にいたれば本件と同様に随時ご報告いたします。 Tweet Share サーキュラーエコノミープロジェクトのご報告